銀行系クレジットカードは発行枚数が最も多い

銀行系クレジットカードとは、日本クレジットカード協会の前身のカード6社会に加入していたクレジットカード会社が発行するカードのことです。

銀行系カード会社は約40年の歴史があり、銀行を中心とした金融グループが発行するクレジットカードです。

銀行系クレジットカードの発行枚数は9000万枚以上であり、カードの発行枚数全体の約4割を占めています。

このように銀行系クレジットカードの比率は信販系クレジットカードや流通系クレジットカードを大きく上まわっています。

銀行系クレジットカードの発行は、銀行の関連会社がクレジットカードを発行していました。

この仕組みは1982年に銀行法が改正されるまで続きました。

ただし、地方によっては一部の銀行においては銀行グループのクレジットカード会社が発行している銀行も一部あります。

その後、やはり銀行法改正で1992年に銀行系カードもリボルビング払いを扱えるようになり、さらには2001年の銀行法改正によって分割払いも扱えるようになりました。

これら銀行法改正による一連の流れで銀行系カードも信販系カードと同様に便利なカードになったのです。

銀行系クレジットカードの特徴

銀行系カード代表的なものには以下のものがあります。

三井住友カード、UCカード、三菱UFJカード、JCBカード、DCカード(現在三菱UFJカードと合弁)、外資系にはシティコープダイナーズクラブジャパンカード、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル日本支社などがあります。

以上においてUCカードは他の銀行系と違って自社発行ではなく、流通系のセゾンまたは、ブラザーズカンパニーであるUCカードグループのいずれかが発行しています。

一般に、銀行系カードは流通系のクレジットカードよりステイタスが高いように思われています。

しかし、実際の場面ではそれほどの違いはほとんどないようです。

銀行系クレジットの特徴としては、信販系や流通系と比べて銀行系クレジットの方が審査が厳しい反面、利用者にとって信頼性があり、安心して使えるということがいえます。

銀行系クレジットカードは安心

カード時代の現代社会ではだれでもほとんどが財布の中に1枚や2枚あるいはそれ以上のクレジットカードが入っていると思います。

初めてクレジットカードを申し込む際にはどこにしようかと悩みませんでしたか?

だれでもできれば、安心できるところで作りたいと考えるのが常ですね。

やはり、安心できるというところといえば、いわゆる銀行系といわれる、銀行や銀行の子会社が発行するクレジットカードです。

銀行系クレジットカードは、カード全体の中で最も発行数が多く、カード全体の約4割以上を占めているのです。

これだけの比率を占めている理由はやはり銀行というステータスが信用度が高いと考えられるからだともいえます。

銀行系のクレジットカードが普及している理由は、この銀行という信用からくる安心感が大きいからなのです。

銀行系以外には、スーパーやデパートなどの流通系、ローンの種類がたくさんある信販系、航空会社やガソリンスタンドに代表されるメーカー系など様々な系列がクレジットカードを発行しており、銀行系以外の選択肢も豊富にあります。

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