ディズニーランドの歴史と東京ディズニーランド25周年について

ディズニーランドは今から50年以上前の1955年から現在に至るまでに世界各地から実に5億1500万人以上の入場客が訪れており、世界初のディズニーパークとして初めて公式にテーマパークと分類された施設となっています。

そしてこの施設はふたつから成るディズニーパーク、3つのホテル、ひとつの買い物・娯楽施設群で構成されています。

ディズニーランド・リゾートは、アメリカ合衆国のカリフォルニア州アナハイムにあるテーマパークを中心としたリゾート施設群でありウォルト・ディズニー・カンパニーが所有および運営しています。そして世界の「ディズニーリゾート」のうち最も歴史の古いリゾートといわれているのです。

今から50年以上も前の1955年に世界初のディズニーランドは開園しましたが、当時その周囲の多くはウォルト・ディズニー・カンパニーの所有地ではなかったのです。

そしてその後1990年代後半に拡張計画が作られ、ウォルト・ディズニー・カンパニーはディズニーランド周辺の土地を購入および計画縮小などの変遷を辿ります。

そして最終的には、新たに購入した土地とディズニーランドの駐車場だった敷地を合わせ、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー、ダウンタウン・ディズニーの一部、ディズニー・グランド・カリフォルニアン・ホテル、新しい立体駐車場が建設されました。そしてこのミッキー・アンド・フレンズ・パーキングは、西半球で最大の立 体駐車場といわれています。

その後2001年2月にディズニーランド・リゾートがダウンタウン・ディズニーとディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーで開業されました。

ディズニーランド・パークの開設50周年となった2005年には、同パークのキャッチコピー「The Happiest Place on Earth.(地球上で一番ハッピーな場所)」になぞらえた「The Happiest Homecoming on Earth.(地球上で一番ハッピーな帰郷)」として、実に18か月におよぶ祝賀イベントが行われました。

さて、我が日本にある東京ディズニーランドは1983年4月15日に開設され、2008年4月15日には開設25周年を迎えます。東京ディズニーランドは、東京ディズニーシーなどと共に東京ディズニーリゾートを形成するディズニーパークとなっています。

ところでこの東京ディズニーランドは海外各地のディズニーランドと違って本家アメリカのディズニーグループ直営ではなく東京ディズニーリゾートを運営しているオリエンタルランドが運営しているのです。

このオリエンタルランドとは京成電鉄、三井不動産が主要株主である株式会社オリエンタルランドのことです。つまり東京ディズニーランドはアメリカのディズニーとのライセンス契約のもとで施設を所有および運営しライセンス方式で日本のオリエンタルランドが運営しているわけです。

それから参考までに、東京ディズニーランドの実際の所在地は実は東京ではなく、東京都と旧江戸川を挟んだ千葉県浦安市となっています。

夢は実現化する

子どもたちにとって夢の世界はいろいろありますが遊園地はそれらの中のひとつでしょうね。 そしてもしかすると私達大人にとっても日常を忘れさせる夢の世界かもしれません。

ディズニーランドはそんな夢の世界である遊園地の代名詞のひとつですが、千葉県にある東京ディズニーランドは今年4月15日で、開園25周年を迎えるそうです。

それは第2次大戦前の昔、ある日曜日のことでした。ひとりの若いお父さんが娘たちを連れて訪れた、とある公園で、あるひとつのアイデアが生まれました。 それは「大人も子どもも一緒に楽しめる公園を作ろう」というすごくシンプルなアイデアでしたがそれは所詮些細な夢でしかありませんでした。 夢とはいわば卵のようなものです。つまり放ったらかしにするとやがて死んでしまいますが、しっかりと暖め続けるとそれはやがて孵化し成長します。

彼はその夢をあきらめずに暖め続けましたが、いつの時代も夢の実現には困難がつきものです。 そしてその夢は第二次世界大戦によって、そして場所の問題や経済的な困難によって頓挫しました。

しかし彼はどんな問題や困難にあっても夢を絶やすことはしませんでした。 それから約30年の年月を費やしてついにその夢は実現したのです。

大人も子どもも一緒に楽しめる公園、それこそが1955年7月17日にカリフォルニア州アナハイムにオープンしたディズニーランドだったのです。 30年前の若いお父さんであったディズニーはオープングセレモニーでこう述べました。「世界中の喜びとインスピレーションの源になるという希望をもって、このディズニーランドを捧げます。」彼の夢はまさしく30年という歳月をかけて実現し、そして新しい夢・希望が再びそこから始まりました。 今や世界のディズニーランドは30年前の若いお父さんの小さなアイデアが夢となり、それが大きく実現した結果なのです。

ディズニーランドは子どもにも大人にも世界中でそして日本でも相変わらず喜びとインスピレーションを与えていってくれることでしょう。

東京ディズニーランドのパレード

東京ディズニーランドは2008年4月に開園25周年を迎えます。 ところで東京ディズニーランドで最も楽しみなのはなんといってもパレードです。 中でも「ディズニー・ドリームス・オン・パレード”ムービン・オン”」は新しいパレードです。

このパレードは7つのテーマランドの魅力と楽しさをテーマにしており、ミッキーマウスなどお馴染みの愛らしいディズニーキャラクターをはじめとした総勢200名もの壮大なパレードです。 ところで、このパレードですが今年1月8日の公演中にフロートが折れてしまい、装飾物が落下するというハプニングがありましたが、発生4日後の1月12日に再開しました。 そして当日は幸いにもケガ人が発生しなかったのがラッキーでした。 訪れた皆さんがパレードを存分に楽しむために常日頃から安全点検は十分になされているようです。

さて、このパレードが万一、雨天などで中止になってしまった場合は「レイニーデイ・ファン」が開催されます。 この「レイニーデイ・ファン」はグーフィーが開発したという「雨雲リサイクルマシーン」にのったキャラクターが登場するらしくてとても楽しそうです。 とにかく晴天でも雨天でもそれなりに楽しめるディズニーランドは子どもにも大人にも夢の世界の楽しい舞台となることでしょう。

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