先天性・後天性眼瞼下垂

眼瞼下垂(がんけんかすい)とは、上眼瞼(上まぶた)の機能に障害が生じ、瞼が開きづらくなる病気です。

そして眼瞼下垂の発症には先天的なものと加齢やコンタクトレンズ使用による後天的なものがあります。

眼瞼下垂の症状はまさしくその名のとおり、まぶたが垂れ下がる状態となります。

眼瞼下垂には先天性眼瞼下垂がよく知られていますが、最近では後天性の眼瞼下垂が非常に増えています。

先天性眼瞼下垂に対して後天性眼瞼下垂とは、長時間のパソコン使用などによる目の酷使や女性の化粧あるいは皮膚病のアトピーなどが原因で起こっています。

先天性と後天性以外には老人性眼瞼下垂というものがありますが、これは加齢によって皮膚が伸びることが原因となります。

眼瞼下垂の手術

それでは眼瞼下垂の手術について述べます。

信州大学病院では挙筋前転法という手術方法が有名です。

腱膜性眼瞼下垂には挙筋前転法という手術法が有効で信州大学病院が有名だそうです。

開き具合が悪くなったまぶたに対して挙筋前転法という手術方法は、挙筋腱膜と瞼板とを再固定するために画期的な手術方法となっています。

しかし、往々にして正しい手術方法で治療されていないケースがあるため、手術後にトラブルを抱えるケースも少なくないようです。

一般的にクリニックでは手術前と手術後の状態を写真やイメージ図で説明してくれますので、手術前に確認することが大事です。

あなたが眼瞼下垂手術を失敗しないためにもそして後悔しないためにも正しく確かな情報を得ることが非常に重要となります。

眼瞼下垂の手術に要する時間は約2〜3時間となります。

そして気になる費用ですが健康保険適用で6〜7万円程度ですが、自費診療の場合はクリニックによって大きく違い、50万〜90万円と高額になります。

手術後は腫れがありますが、個人差によって3日〜7週間程度続きます。

眼瞼下垂と間違えられる病気

眼瞼下垂(がんけんかすい)とよく間違えられる病気には、以下のようなものがあります。

*眉毛下垂、眼瞼痙攣、片側顔面痙攣、Meige症候群、チック症、眼瞼皮膚弛緩、下眼瞼内反症、他眼の瞼裂異常、無眼球、小眼球、眼球癆、眼球陥凹、下斜視、外斜視の片目つむり、Duane症候群、ヒステリー性眼瞼下垂、周期性動眼瞼神経痙攣弛緩現象

もし、あなたが眼瞼下垂(がんけんかすい)を疑った場合は、決して自己診断せずに、必ず病院で相談してください。

Copyright © 2008 眼瞼下垂の手術 All rights reserved.
inserted by FC2 system