羽田空港の概要

羽田空港は本来「東京国際空港」が正式名であり東京都大田区にある第一種空港となっています。

羽田空港は1931年(昭和6年)8月25日開港して以来、東京を代表する日本最大級の空港です。

そして本来は国内線主体ですが利用者数は世界でも有数の規模であり国内最大級の空港です。

ここでいう国内最大級の根拠とは年間の航空機発着回数は約28万5000回で

航空旅客数は約6581万人(一日あたり18万人)という実績データにあります。

羽田空港に発着する便のほとんどが国内線ですが、皇族や内閣総理大臣などが政府専用機を使用する場合や、国賓や公賓が専用機や特別機で訪日する際は、ほとんどの場合、羽田空港を使用します。

これは羽田空港は都心に近いため沿道の警備が容易という単純な理由です。

現実的に国際空港の成田を利用する場合、成田から都心までの長い沿道を警備すると膨大な人員と経費が必要となってしまいます。

そしてそういう位置付けから羽田空港には専用施設としてVIP機専用スポット (V1・V2) や旅客ターミナルビルとは別棟の中に設けられた貴賓室があります。

羽田空港は東京都区内にあるため利便性が非常に高く、日本では数少ない24時間運用が可能な空港のひとつとなっています。

本来、国内線が主流なため出張にも多く使われており、そのために羽田空港近辺にはたくさんのビジネスホテルおよび駐車場があります。

羽田空港の歴史

羽田空港の歴史は以下のとおりです。

1931年8月:日本初の国営民間航空専用空港東京飛行場(羽田飛行場)として開業。

1945年8月:第二次世界大戦終戦後はアメリカ陸軍の管理下に置かれる。     

1952年7月:連合国による日本占領が終了した後、アメリカ軍から一部返還される。

1955年:新しい旅客ターミナル羽田空港が完成。

1978年:成田国際空港が開港するとすべての国際線を羽田空港から移転。

    それまでは日本の表玄関として、国内線、世界各国からの国際線が乗り入れていた。    

現在:羽田空港は名目上は国内線専用(但し数ヶ国の発着有り)の空港となっている。

    しかし、その利便性から国内線主体にも関わらず利用者数は世界でも有数の規模を誇っている。

アクセス:東京モノレール羽田線、

     ターミナルビル地下に京浜急行電鉄空港線、東京空港交通、京浜急行バスなどの乗り入れがある。

     第1、第2ターミナルの間は地下にある動く歩道で移動できるが、無料連絡バスもある。

羽田空港に近いホテル

羽田空港は都心という優位な立地性から利便性が非常に高く、品川、新宿といったビジネスタウン、そしてディズニーランド、お台場、など行楽地へのアクセスにも優れています。

ホテルは羽田空港への無料早朝送迎サービスやリムジンバス、そして朝夜の羽田空港からホテル間にシャトルバスの運行などがされているホテルが多数あります。

羽田空港に一番ホテルとしては「羽田エクセルホテル東急」があり、空港ターミナルビルと一体化したホテルとなっています。

空港直結のホテルならではのサービスとして、ホテルロビー内にANAとJALの自動チェックイン機が設置されています。

そして客室内の液晶テレビでは、羽田空港を発着するフライトインフォメーションを見ることができます。

そしてなにより圧倒されるのは実際の飛行機を目の前に見渡す事ができることです。

それから羽田第2ターミナルの滑走路が見える部屋もあり、夜景が楽しめます。



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