女性特有のガン(がん)発症ランキング
空気と水はタダみたいに思われていますが、健康もややもするとタダみたいに思われる部分があります。
人間誰でも健康な時は健康の本当の有り難さが分からず、自分自身が病気して初めてつくづく健康の有り難さが身に沁みて分かるものなのです。
私達は、衣食住に不自由なく生活をしていますが、家族の誰かひとりでも病気になると、病になった本人はもちろんのことですが、家族のみんなが戸惑い途方にくれます。
最新のガン(がん)発症に関する統計では以下のランキングとなっています。
1.乳ガン(がん)
2.胃ガン(がん)
3.大腸ガン(がん)
4.子宮ガン(がん)
子宮頚ガン(がん)
子宮体ガン(がん)
5.肺ガン(がん)
6.肝臓ガン(がん)
7.卵巣ガン(がん)
このようにベストスリーは乳ガン(がん)、胃ガン(がん)、大腸ガン(がん)と続きます。
そして近年の傾向としては、乳ガン(がん)が急増、子宮体ガン(がん)と卵巣ガン(がん)も増加の傾向となっているのです
乳ガン(がん)・子宮体ガン(がん)・卵巣ガン(がん)増加の原因として、考えられるのは脂肪分の多い欧米型の食事が要因とされています。
特に女性のガン(がん)年齢としては、40歳代から50歳代が多く最近では乳ガン(がん)が若年層にも増えてきており10代で乳ガン(がん)になる方も増えているようです。
そこでガン(がん)予防策としては20歳代から検診を受けることをお勧めします。
子宮頚ガン(がん)の問題点としては、性体験と密接に関連しているため、10代から性体験している人達が増えていることが考えられます。
これはつまりセックスをすれば誰にでも感染しうるHPVが子宮頚癌発生の原因ウイルスであることが明らかになってきたのです。
子宮頚癌の早期発見・早期治療には、症状が無くても検診を受けることが最も大切で、かつ唯一の手段なのです。
すべては細胞診を受けることから始まります。
女性ガン(がん)患者の心のケア
女性は本来、とても繊細で女性らしさのはじまる思春期、そして女性として咲きほこる時期、その後の更年期というそれぞれのステージに応じて、その時々の心ろの揺らぎ・体の変調は互いに影響しています。
ガン(がん)という病を抱えている女性の多くは心の悩みを抱えて苦しんでいるのではないでしょうか?
そこで悩みの共有できる人が近くにいる場合は、お互いが話したり、聞いてもらえる環境が必要となってきます。
ところが逆にそれによって、より大きな心の負担を抱えてしまうこともあるのです。
その場合は、心の専門家である臨床心理士に相談してみることもひとつの方法です。
それ以外にはセラピストと医師のカウンセリングと診療を受けることも女性の健康を心と体の両面から守るためにはいい方法だと思います
ガン(がん)の2015年問題とガン(がん)検診
ガン(がん)による死亡原因は、1980年以降トップとなりました。
そしてその後2004年には年間死亡総数102万9千人のうち32万人とおよそ3人に1人がガン(がん)で亡くなっています。
さらに今後、2015年には2人に1人がガン(がん)で亡くなると予想されております。
現在、ガン(がん)患者は全国に約300万人いますが、これが540万人程度まで急増するといわれており、これがいわゆる「ガン(がん)の2015年問題」といわれているものです。
ガン(がん)検診には、原則として日本のどのタイプの健康保険も適用されません。
ただし、以下の場合にガン(がん)検査が必要な場合は健康保険が適用となります。
1.健康保険が適用される場合
2.集団検診・人間ドックや診療で異常が疑われるための再検査や精密検査
3.自覚症状があり、ガン(がん)の疑いがある
4.ガン(がん)治療後の経過観察(原則として治療から5年以内)
5.ガン(がん)以外の疾患の経過観察で、ガン(がん)への進行が疑われる
6.その他、医師が必要と認める場合