女性のガンが急増しています

現代社会はライフスタイルが多様化するとともに、女性の社会進出が盛んになり、女性がかかる病気の傾向も変わってきつつあります。

特にガンの罹患は急増しており、食生活の乱れやストレスが大きな要因となっています。

このような状況にあって、女性向けに特化したガン保険は様々な種類が商品化されてきました。

本来、保険に加入するのは万一に備えてというのが目的ですが、最近の傾向としてはそうではなく、仕事に集中したいからというような目的に変わりつつあるようです。

これはすなわち多くの女性が自分の生き方を選ぶための投資と割り切って加入するようです。

さてそれでは、女性のガンにはどのようなものがあるのでしょうか?

女性が罹る主なガンには以下のとおりです。

1.乳ガン

2.卵巣ガン

3.子宮頚ガン

4.子宮体ガン

1.乳ガンの検診

乳ガンは食事スタイルの欧米化などによる発ガン因子の増加もあって、かなり増えてきています。

乳ガンの検診方法は一般的には触診のみですが専門医の触診でも小豆大が発見の限度だといわれています。

そこで触診以外の乳ガン検診では乳腺エコ−やマンモグラフィーと呼ばれるX線撮影、腫瘍マ−カ−を調べる血液検査、直接皮膚の上から注射針を刺して、細胞を採取する穿刺細胞診等があり、必要に応じて検査項目が選ばれます。

マンモグラフィーの威力はかなりのもので、触診では判らない直径1mm未満の、小さな非触知病巣も映し出すことができます。

マンモグラフィで見つかる非触知ガンは、ほぼ100%治療できるといわれています。

しかしいずれの検査においてもガンの大きさが5mm以下の場合は発見するのは非常に難しく、検査にも限界があります。

一般的に乳ガンの場合は、様々なガンの中でも唯一自分自身で発見できるガンです。

そして乳ガンの場合、直径2cm以下のしこりでリンパ節への転移がなければ90%以上の確率で治癒できるのです。

毎月の月経が終わった後、定期的に注意深く乳房を自己検診すれば、かなり初期の、小さいしこりのうちに見つけることもできるそうです。

自己検診によって早期発見できるため完治にいたるケースも多いのです。

そのため、すべての女性には自己検診を強くおすすめします。

2.卵巣ガンの検診

卵巣ガンは増加傾向にあってしかも死亡率が非常に高いため最も注意すべきガンです。

卵巣は、思春期を過ぎると女性ホルモンを分泌し、周期的に卵子を育て排卵するというリズムを繰り返しています。

この卵巣は女性の臓器において最も腫瘍が出来やすいといわれています。

そしてこれは年齢にかかわらず発生するのが特徴だということです。

腫瘍が小さいうちは、良性・悪性ともに自覚症状がない場合が多く、成長してかなり大きくなった段階で初めて症状が出てくるため、早期発見が難しい実に厄介なガンといわれています。

通常の内診だけでは、腫瘍がある程度以上に大きくならないと発見できないことが多いので、早期発見には経膣超音波検査が必須となります。

そして子宮などとは違って、直接組織を採取して検査することは難しいため、最終的診断は、手術で摘出した腫瘍の組織検査で決まります。

3.子宮頚ガンの検診

婦人科検診においては、一般的に子宮の入口部分(子宮頚部)にできる子宮頚ガンの検診を行います。

子宮頚ガンは、子宮頚部表面の粘膜組織に発生するガンであり、日本においては多くの女性に発生し、死亡率も高かったのです。

そして子宮頸ガンは、セックスと関係が深く、年齢を問わず性体験のある全女性に起こり得るガンです。

子宮頸ガンは進行すると治癒率が低下しますので、自覚症状のない初期段階での早期発見が最も大切です。

しかし最近では子宮頸ガン検診の制度が確立され、早期発見が容易になっており、現在では早期発見できれば治る病気になっていて、子宮頚ガンの死亡患者は、かなり減少しています。

最近では、性感染症が増えてきているので、一層の子宮頚ガンの増加が心配されています。

検査方法は、細胞診・組織診・コルポスコープといわれる経膣超音波検査があります。

4.子宮体ガンの検診

前述の子宮頚ガンの場合は子宮の入口部分のガンですが、子宮体ガンとは子宮の奥の部分(子宮腔)にできるガンことです。

子宮の内側をおおう子宮内膜から発生するガンのため、別名:子宮内膜ガンともいわれます。

子宮内膜は、月経によって毎月はがれ落ちるので、正常な生理を繰り返していれば、たとえ内膜細胞に小さな前ガン状態のものが発生しても、ガンに進むことはまずないそうです。

子宮体ガンが若い女性に少なく、閉経以降の女性に多いのはこういう理由によります。

20年位前は、子宮頸ガンと子宮体ガンの割合は4:1くらいでしたが、近頃は子宮体ガンが増えて、2:1くらいの割合になってきました。

子宮体ガンに罹りやすい女性は以下のとおりです。

1.太りぎみ

2.無月経や排卵障害・月経不順

3.妊娠や出産の経験がない女性

4.閉経後の女性

5.欧米型食生活をしていたり糖尿病や高血圧にかかっている女性

子宮体ガンが進むと、不正出血と下腹部痛といった自覚症状がでますのでその場合は早急に受診する必要があります。

これを放置すると進行してしまいますので要注意です。

子宮体ガンの検診は、チューブを子宮に挿入し内膜細胞を吸引する方法と、専用器具で細胞をこすりとる方法があります。

通常は経膣超音波で子宮内膜の状態をみて、子宮体ガンの疑いがある場合は、麻酔をして子宮腔を掻把して組織を精密検査をします。

そして子宮体ガンには、放射線はあまり効果がないため手術が主体となります。

自己検診と定期健診による早期発見があなたをあらゆるガンから守るベストな予防方法です。


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