肌細胞の減少で起こるまぶたのたるみ

うるおいのある肌というのは弾力に富みしっとりとしてスベスベしており、さらに適度なタンパク質(コラーゲンやエラスチンなど)を持っています。
 しかし、加齢と共に、お肌のコラーゲンがどんどん減ってくるために皮膚の弾力、いわゆる「ハリ」がなくなり、たるんだ状態になるのです。 まさしくこれが「たるみ」、「しわ」の正体なんです。

このしわはとりわけ目元・頬・二の腕・太もも・お尻などによく見られます。
そして目元においては上まぶた、目の下に顕著にあらわれてきます。
一般的にあなたの顔を他人が見た時にあなたの見た目の年齢を顔のどの部分で判断していると思いますか?
・・・・・・・・・・・・それはずばり、目元なんです。
目元は年齢が一番あらわれやすい場所なんです。

しかし幸いにして近年では、美容の進歩もすさまじく、瞼(まぶた) のたるみについてはその道の専門医あるいはアンチエイジングなどの専門医がどんどん増加しています。
まぶたのたるみについてはヒアルロン酸注射、レーザー照射、肌再生、手術などでまぶたのたるみ治療もいろいろな方法で行われています。
ところでこれらの方法以外にもまぶたのたるみやしわは、自分でケアすることでもかなり改善されるのです。
まずはあなた自身ができることから始めてまぶたのたるみ状態を観察し、自分にあった効果的な治療&ケア方法を見つけましょう!

まぶたのたるみをケアする

目の疲労やストレスなどにより生じるまぶたのたるみは、主に老廃物や血液(水分)が下瞼(まぶた)にたまることが原因です。
そこでまぶたのたるみ解消方法としては、老廃物を溜めないでうまく排出し、下まぶたの循環を常によくすることが効果的です。
これだけでもまぶたのたるみを解消できるのです。

ケア方法を自分自身でやるには、まず目をとじて瞼(まぶた)の上に、適度な温度に蒸したホカホカタオルをおいて、しばらくゆったりとリラックスします。
そうするとたったこれだけで目の下の循環が改善され、下瞼(まぶた) のたるみのケアになるのです。
ポイントはできるだけ緊張をほぐし、何も考えずリラックスすることに専念することです。

その他、まぶたから目の全体周りをマッサージ(リンパマッサージなど)する方法もあります。

まぶたのたるみケア、特に下瞼(まぶた)のマッサージの際の注意点としては、以下のとおりです。
1.まぶたをゴシゴシとこすらないこと。
2.目尻から目頭に向かってすること。

下まぶた周辺の筋肉は目尻から目頭に走っているので、その方向に沿ってマッサージをすることでまぶたのたるみを解消できますが、
これを逆に行うと下まぶたのたるみの原因になってしまいます。
これでは逆効果になってしまうので注意してください。
まぶたを含む目の周りの肌細胞は非常にデリケートな部分ですから指のおなかの部分を使って、柔らかく、そして優しくマッサージすることがポイントです。

まぶたのたるみを改善・治療

病院、医院によって治療実績、術式や注入物の種類、治療費などが異なりますので、必ず事前に調べて自分に最適なものを選択することが大事です。

1.注入系
 1−1.下瞼(まぶた) のたるみを埋めるヒアルロン酸注入する方法
   美容では有名な物質、ヒアルロン酸を注入する方法です。
   この物質は元来人間の肌に含まれているものであり心配無用です。
 1−2.下瞼(まぶた) のたるみにコラーゲン注入する方法
   主に牛コラーゲン、豚コラーゲン、人コラーゲンを使用しますが天然成分ということで安心ですが、まれにアレルギーを
   起こす人もいるため要注意です。
   この方法は約半年から1年の効果が持続します。

2.手術系
 2−1.瞼(まぶた) のたるみをフェザーリフト(アプトス、ワプトス)で改善する方法
   これは特殊な毛羽立ちのある糸を皮膚内に埋め込んで皮膚を持ち上げるものです。
   この糸のことをアプトスといい、フェザーリフトの別称になっています。
   この糸の周囲でコラーゲンの産生が高まるとのことです。
 2−2.瞼(まぶた) のたるみのレーザー治療
   これは真皮(肌の奥)にレーザーで熱を加えます。 その結果として肌のコラーゲン生成を促進させ皮膚に弾力やハリを与えて、
   瞼(まぶた) のたるみを改善する治療方法です。
   レーザー治療は単に瞼(まぶた) のたるみを改善するだけでなく、しみや毛穴の開き、ニキビ跡などもきれいになるので、まさしく一石二鳥の方法です。
   そしてこの方法は長期の効果が持続できます。

3.切らない、注入しない系
   手術が嫌い、そして注射が嫌いな人、あるいは治療時や治療後のリスクに対して大きな不安を感じている人などに最適な方法    です。
 3−1.下まぶたのたるみ、アイスラックで治療
   これは微弱電流を下まぶたのたるみにかけることで、リンパの流れをよくして下まぶたのたるみを解消する治療方法です。
   アイスラック治療により、目尻のしわまでキレイにできるようです。
   このアイスラック治療は即効性はなく劇的な効果はないので、1回だけの治療ではなく継続治療が必要となります。
   この方法は治療のみならず、まぶたのたるみ予防としても効果があります。
 3−2.瞼(まぶた) のたるみに効く美顔器で改善
   アイスラック以外にもリフトパッチ、トゥアビソ、ビューティーローラー、カオーレ2などさまざまな方法があります。
   そして最近では、まぶたのたるみ解消にフェイス版EMSという方法が注目を浴びています。



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