ラクトフェリンとはなんでしょうか?

ラクトフェリンとはヨーロッパの学者によって、1939年に牛乳から発見されたごく微量のタンパク質のことです。

そしてラクトフェリンは赤い色をしているため"赤いタンパク質"と呼ばれました。

ラクトフェリンは多くの哺乳動物の乳に含まれています。

とりわけ赤ちゃんを出産した直後の3日間に出る人間の母乳に多く含まれています。

生まれたばかりの赤ちゃんには外部から侵入する様々な細菌やウイルスからの攻撃に対して免疫力がありません。

ラクトフェリンはまさしくこれら外敵からの攻撃を防ぐ防御因子のひとつなのです。

そしてラクトフェリンは母乳中のタンパク質の約10〜40%を占めています。

ラクトフェリンの効果と研究

ラクトフェリンは体の中で酸化した鉄イオンと結合し、これを除去します。

その結果、以下の効果が認められています。

1.抗酸化作用

2.抗炎症、抗ウイルス作用

3.免疫調節作用

ラクトフェリンに関する研究は、日本をはじめ世界中の科学者によって始められております。

そしてその報告内容は以下のとおりです。

1.日本肝臓学会:C型肝炎、B型肝炎

2.日本癌学会:大腸癌をはじめ様々な抗癌作用に関する報告

3.日本ヘリコバクター学界:

ヘリコバクターピロリ菌の除去アレルギーに対する改善作用、

胃潰瘍の原因といわれるヘリコバクターピロリ菌の除去などの報告

そしてそれ以外にも、抗菌・抗ウィルス作用、腸内環境の改善、貧血の改善、活性酸素の除去など様々な分野にわたる研究報告が行われています。

ラクトフェリンの健康効果

ラクトフェリンの健康効果は以下のとおりです。

1.活性酸素の抑制

2.抗菌、殺菌効果

  ラクトフェリンは鉄イオンと結合して細菌が生きて行くために必要な鉄分を奪い、細菌の生存や増殖を抑制します。

3.整腸作用

  ラクトフェリンは腸内の悪玉菌を減らし、善玉菌の増殖を助けます。

4.C型肝炎

  ラクトフェリンは肝炎ウイルスを包み込んで活動を抑えます。

5.ピロリ菌の駆除

  ラクトフェリンは胃、十二指腸潰瘍の原因となるヘリコバスターピロリ菌  を包み込み、胃の粘膜にヘリコバスターピロリ菌が
  付着するのを防いで腸を通過させ、これを体外に排出します。

ラクトフェリンのダイエット効果とサプリメント

ラクトフェリンには以下の実験により、ダイエット効果(内蔵脂肪低減効果)が認められました。

(1)ラクトフェリンを成人12名に対して1日あたり300mg相当分を2ヵ月間経口摂取させる。

(2)摂取期間中のウエストサイズおよびCT撮影による腹部脂肪面積*2の変化を経時的に測定。

(3)測定結果は腹部CT断面の内臓脂肪面積:22%減、ウエストサイズ:4%減という平均値が得られた。

  これによりラクトフェリンには内蔵脂肪低減効果、すなわちダイエット効果があることが確認されたわけです。

それからラクトフェリンは熱や酸に弱いという性質があります。

そのため通常の食品ではラクトフェリンそのものが胃の中でほとんど分解されてしまいます。

そうなるとラクトフェリン自体の吸収率が非常に悪くために、ラクトフェリンを効率的に摂取するにはサプリメントによる摂取が効果的な方法といえます。



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