サーバの種類・ラックマウント型サーバ
サーバとは企業で使われる目的別のコンピュータの事であり、以下に大別できます。
1. メールサーバ・・・社内でのメールシステムを提供する。
2.ウェブサーバ・・・ホームページを提供する。
そしてこれらのサーバはさらに以下に分けられます。
1.ラックマウントサーバ
これはCPU、HDD、メモリ、などで構成され、ラック(筐体)に収納されます。
ラックマウント型サーバは世界中で普及しており、ラック(筐体)の大きさは米国電子工業会(EIA)で規格で決められております。
ところが、企業内で様々な目的でコンピュータシステムが利用されるようになってからは、1台1台に電源装置や冷却装置、外部インターフェースなどを必要とするラックマウント型のサーバではサーバを設置する面積も大きくなり、無駄も多くなるため、省スペース型のサーバの必要性が出てきたのです。
サーバの種類・ブレードサーバ
この要望に答えて登場したのが以下のブレードサーバといわれるものです。
2. ブレードサーバ
1台のラックマウントサーバの中枢部を1枚のブレードで構成します。
そしてこの複数のブレードを1つの筐体に収めたものブレードサーバです。
ブレードサーバには電源装置、冷却機構を複数のサーバモジュール(ブレード)で共有化するため、エネルギー効率が向上し部品点数も削減され信頼性も向上するといったメリットがあります。
しかしブレードサーバが登場した当初は高価なため、普及していませんでした。
その後、時代の流れと共に価格も下がり、各コンピュータ会社から意欲的な製品が相次ぎ登場し、普及しつつあります。
レンタルサーバを選ぶコツ
レンタルサーバを選ぶ際のコツはなんでしょうか?
もしかしてあなたはレンタルサーバはどれも同じしゃないのと思っていませんか?
そうだとすると、今日からその考えを改めてください。
レンタルサーバを選ぶときのコツは以下のとおりです。
1. 何をするためにレンタルサーバを借りるのかを明確にすること。
つまり、その目的が趣味の範囲なのか、ビジネスなのかということですね。
(1)例えば趣味の範囲でホームページを作る様なときは、ディスクスペースの容量やメールボックスの容量などがレンタルサーバを決めるポイントになります。
(2)一方でビジネスとしてネットショップを作ったり、消費者にアンケートをお願いするなどのときは、CGI,SSIが動作可能か、メールボックスの設置可能数や自動応答メールなどの付加機能のメールアカウントがあるかなどを確認する必要があります。
それから、レンタルサーバの共用人数を確認する必要があります。
なぜならばアクセスが多い場合は突然接続できなくなることがあるからです。