ホスティングサーバの価格

基本的にはホスティングサーバの価格はデータセンターの運用コストで決まるようです。

価格算出に用いられる運用コストの具体的項目は以下のとおりです。

1.ホスティングサーバ1台の共同利用ユーザー数

2.インターネットエクスチェンジ(IX)等との通信費

3.セキュリティ、電気、空調などの費用

4.トラブル対応の程度

一般的にサーバ自体のコストは余り影響しないようです。

しかし、価格が安ければ安いほど1台当たりのサーバの同居者数が多くなるため、ネットワーク速度が遅いなどのリスクを伴い、回線やCPU負荷の上昇時には表示速度などに大きく影響が出てしまうこともあります。

またショッピングカート、グループウェア機能付き、メーリングリスト機能付き、電話サポートの場合は、利用料金が上乗せされている事があります。

ホスティングサーバのメリット・デメリット

ホスティングサーバのメリット、

ホスティングサーバを利用するメリットは個々にサーバを設置する場合に比べ、まず運用コストの低減ダウンに対する代替機の用意や通信料等の削減、サーバソフトウェアの更新をセンタで行ってくれることです。

そしてホスティングサーバ付属のツールにより管理作業の簡略化が図れます。

さらにメールアカウントの管理やログの確認、アクセス制限などといった日常的な管理作業をWeb上で設定できるツールが提供されていることが多いようです。

これによって詳しい専門知識や高度なスキルがなくても比較的簡単に管理ができるようになっています。

ホスティングサーバは24時間監視のデーターセンターに保管されていることによるセキュリティー強化もメリットのひとつです。

ホスティングサーバのデメリット

ホスティングサーバのメリットに対してデメリットは以下のとおりです。

1.まともなホスティングサーバを利用するにはお金がかかる。

2.サーバ機にCPUや回線負荷をかける大規模なデータベースやCGI、ストリーミング送出などのアプリケーションは動かしにくい。

3.サーバ機上でのデータベースなどのアプリケーションソフトのテスト作業が困難である。

4.月間の最大データ転送量が決められている場合、DoS攻撃など、サーバ使用者でコントロールできない不測のアクセス頻度の増加で使用料金が跳ね上がることがあるようです

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