盗聴発見器の現状はどうなっているのでしょうか?

盗聴器や盗撮器を発見するには、それらが出す電波を発見器によって探索します。
盗聴器・盗撮器が出す電波は、一般のラジオでは受信不可能な周波数が使われています。
そしてその電波自体は特に暗号化されているわけでもないので意外と安価で手に入るものです。

価格的には低価格のものが数千円でその上のクラスが大体1万円前後で販売されています。
そして盗聴器は年間30万個以上のマーケットといわれており、10億円市場ともいわれています。
なんと驚くべき事に、1日あたり千個以上の盗聴器が、買われてどこかに仕掛けられている計算になります。

盗聴器が単に安価になっただけではありません。
入手方法もネットでの通信販売を主流として、最近では東京・秋葉原や大阪・日本橋、名古屋・大洲などに、盗聴器の専門店がたくさんあるそうです。

そして盗聴器が小型化・高性能・低価格になって操作自体も簡単になって、特別な知識も不要となってきています。
すなわちそれだけ、企業だけでなく個人も盗聴・盗撮の被害にあいやすくなっているというわけです。

さらにこれらの機器は、電波法で規制されている周波数や出力を使っていないため、法に違反しないことも盗聴器に関わるトラブルに輪をかけています。

盗聴の可能性を一次診断する方法は?

あなたにも次のような経験はありませんか?

*自宅付近に見慣れない車が停まっていたり、怪しげな人がいる
*通話中に、いきなり切れてしまうことが度々ある
*電話料金が、わけもなく高くなった
*他人が知らないはずなのに、相手が自分の情報を知っていて驚いた
*自宅に帰ったら、なんとなく様子が変だ
*自宅のパソコンから、情報が漏れている気がする
*自宅の固定電話に雑音が入る
*テレビ画像が乱れる事がある
*無言電話や間違い電話が増えた
*自分には身も知らぬペンやコンセントが自宅にある

こんな事が次々に起きると、誰でも不安でしょうがないですよね?
仮に、市販されている盗聴発見器を使って、もし反応が出ても、どこに仕掛けられているのか自分では探しきれないかもしれません。

盗聴器だけでなく、盗撮器の場合もあります。
これらは安価で簡単に入手できるそうです。

あなたも、心当たりがあるならば、一度調べてみたほうがいいですよ!

盗聴器の発見は良心的な業者に頼むこと

盗聴器と発見器はそれぞれがまるでイタチごっこのように仕掛ける側と仕掛けられる側が高性能のものを探し求めてその進化は留まることがありません。
しかし、プロ使用である高性能の赤外線式盗聴器などは値段が非常に高価であり、尚かつ設置には専門的な知識が必要になります。
そういうことから、こういう高性能の盗聴器が一般の企業・事務所・個人宅に仕掛けられることはほとんどないといっていいでしょう。

事実、調査会社のこれまでの調査でも、これらの高性能盗聴器が発見されたケースはないそうです。
ところが、一部の調査業者の中には、依頼者の不安をあおり高性能盗聴器のことをほのめかして、高い調査料をだまし取るなどという卑劣な手を使う業者もいるようです。

あるいは盗聴器が仕掛けられてなかった場合でも、密かに盗聴器を仕掛けて、あたかも仕掛けられていたかのように偽装するヒドイ業者も存在するようです。
こういうのはまさしく言語同断の行為ですね!

私達も知識を蓄えて悪徳業者の餌食になることのないように良心的な業者を選ばなければいけませんね。



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